バリトンの坂下忠弘さんとの
モーツァルトサロンでのデュオリサイタル
無事に終了いたしました。
いらしてくださった皆様
本当にありがとうございました。
今回は20世紀前半の
イギリス、フランスの作曲家に焦点をあてて
プログラミングしました。
イギリスの哀愁を帯びた
風や大地を感じられる曲と
フランスの洗練された
でもどこか皮肉っぽくエッヂの効いた曲。
同じ時代でもこんなに違う。
演奏していてまた新たな発見もあったりして
楽しかったです。
坂下さんのやわらかく甘い声
今日初めて聴かれてファンになった方も
いらっしゃると思います。
また6月9日にも違うプログラムで共演予定です。
いまからとても楽しみ。
そして今日気持ちよく演奏出来たのは
いつもあたたかく迎えて下さる主催者さま
お手伝いして下さる皆様のお陰です。
ありがとうございました。

30歳になりました。

大好きな人生の先輩方が
みんな揃って
三十代が一番楽しいよ、と。
晴れて三十路を迎えました。
良いことよりも
一見悪いことのように思えることこそ
自分の糧にしていきたい。
しなやかに柔軟に凛と。
オペラ研修所の本科の試演会が無事に終わりました。
試演会ではマエストロとピアノ、そして歌手が
一体となった瞬間が何回もあって
私もとても楽しく演奏出来ました。
お偉い先生方がたくさんいらっしゃる試演会は
ミスが出来ない、うまく弾いて当たり前etc..
見えないプレッシャーと戦う場でもあります。
コンサートの時とは違う緊張感を共有出来る
クラスのピアニストさんたちとは
もはや戦友。笑
普段の授業では一人で弾くので
皆さんに会えるのも試演会の楽しみのひとつ。
素敵な仲間に恵まれて良かった。
ドキドキしていたのはきっと
聴いてらしたクラスの先生方も同じ。
終わった後に先生方が仰ってた言葉。
「舞台で待ってます」
最高の送り言葉ですね。
皆様、本当にお疲れ様でした!!
ありがとうございました。

もう一月も終わり。早いですね〜。
一月は「ぱしふぃっくびいなす」という豪華客船に乗って
コンサートをしてきました。

まず横浜で乗り込み、神戸へ。
そして中国の海南島、ホーチミンで降り
台湾経由で日本へ。
1週間強の船旅でした。
年末にひいた風邪が強敵で
治らないまま乗り込んだせいか
三半規管が全く機能せず?
ひたすら酔いとの戦いでしたが
お客様にあたたかいお声をたくさんかけていただき
共演者の皆さんに恵まれて
楽しく旅を終えることが出来ました。
*バイオリンの佐藤久成さん、チェロの齋藤静さんと。

船から眺める景色はまた格別で
夕暮れは言葉を失うくらい美しかったです。

初めて訪れたホーチミン。
夜だけの観光でしたが
サイゴン川にうつる夜景がとてもきれいでした。
またいつか行けたら良いなぁ。

船旅から帰って来て一週間ほど。
2月24日のバリトンの坂下忠弘さんとのコンサートの
リハーサルも着々と進んでおります。
前半は20世紀前半のイギリス歌曲を
後半は同じく20世紀前半のフランス歌曲を演奏します。
ご興味あるかたはぜひぜひいらして下さいね。
詳しくはこちら。
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
実家に帰る度にホッとするのか
体調を崩してしまうことが多いのですが
今回ももれなく風邪をひいて東京に戻ってきました。
マスク姿で仕事場に姿を現し
新年早々皆さんにご心配おかけしております。。
今年はとうとう三十路になります。
三十代を目前にして
なんだか体が軽くなるような
不思議な感覚があります。
巳年、蛇だけに
するっと脱皮したいと思っています。笑
新年最初の本番は
ぱしふぃっくびいなすクルーズ内での
コンサート。
横浜、神戸、海南島、ホーチミンを旅します。
ホーチミンでは時間がなく
観光が出来ないのが残念ですが
久し振りの船上でのコンサート
とっても楽しみです。
友人から結婚のお知らせ。
大事な人が幸せなのってどうしてこんなに嬉しいんだろう。
*メリークリスマス*
皆さんに幸せが訪れますように!

11月半ばからの怒濤の日々がやっと落ち着きました。
精神的にも体力的にも辛かった1ヶ月強
何とか乗り切れたことは自信になりました。
クローズドのコンサートや試験伴奏、
久々のレコーディング。
12月6日の北海道桐朋会コンサート
12月13日の椿姫ハイライト
12月18日のシャネルピグマリオンコンサート、
いらして下さった方々
共演者の方々
支えて下さったスタッフの方々
皆さんに感謝!
本当にありがとうございました!!

*写真は18日に共演した坂下忠弘さんと。
素敵にヘアメイクしていただいて感激。
今日は友人の永井公美子さんの発表会で
生徒さんたちの伴奏をしてきました。
私は4歳から彼女のお母様にピアノを習っていたので
彼女とはその時からのお友達。
一緒に出た初めての発表会のことや
彼女が生徒さんに教える姿から
昔していただいたレッスンのことがふわっと蘇ってきて
何とも言えない気持ちになりました。
その時から変わってないことは
ピアノが好きってこと。
昔、尊敬してる先生に
「あなたのピアノの魅力は一音でピアノが好きって伝わってくることよ」と
言っていただいたことがあったけれど
その時はいまいちピンとこなかったのが
今ならわかる。
ありがたい言葉をいただいたな、と思います。
今年は(も?)ピアノに救われ
ピアノに悩んだ一年でしたが
そのことが幸せだってことに
痛いほど気付いたあの一年があったからこそ
乗り切れた感もあります。
仕事納めはまだですが 笑
あともう少し気を抜かずに頑張ります〜!
クリスマスの音楽に焦りを感じる今日この頃・・
師走に向けて、文字の如く毎日走り回っています。
先日は釧路へ。
飛行機を降り、外の空気に触れたときの
肌がキュッとしまる感じが大好き。
釧路ではいつもお世話になっている方のお宅で
プライベートコンサートを。
そして次の日は阿寒にある鶴雅ウィングスで演奏させていただきました。
打ち上げでは、毛蟹・花咲蟹、たらば蟹(!!!!!)をご馳走になり
北海道の海の幸も満喫してきました。
花咲蟹の「ふんどし」と呼ばれる部位を初めて食べましたが
これがとっても美味しいんです〜!!お薦めです!
道産子なのに知らなかった。。

話はだいぶ変わりますが、笑
先日の日本音楽コンクールの演奏が22日(19:30〜21:10)
NHKFMで放送されるそうです。
優勝された藤木大地さんの甘い歌声をぜひ!!
曲目はこちら↓
「ダヴィデ王」デ・ラ・マレ作詞、ハウェルズ作曲(4分05秒)
(カウンターテナー)藤木大地(ピアノ)河野紘子
「”命の家”から ”静かな真昼”」
ロゼッティ作詞、ヴォーン・ウィリアムズ作曲(3分37秒)
(カウンターテナー)藤木大地(ピアノ)河野紘子
「小さな空」 武満徹・作詞/作曲(3分34秒)
(カウンターテナー)藤木大地(ピアノ)河野紘子
「ばらよりも甘く」 作詞者不詳、パーセル作曲、ブリテン編曲
(2分39秒)
(カウンターテナー)藤木大地(ピアノ)河野紘子

*コンクール終演直後に藤木大地さんと。
昨日オペラシティで行われた日本音楽コンクールで
カウンターテナーの藤木大地さんが優勝されました!!
一次審査、二次審査、そして本選と
伴奏させていただいて
喜びを分かち合うことが出来て
感無量です。
カウンターテナーでの優勝は史上初めての快挙だそうです。
これからもっともっとカウンターテナーが理解されて
その魅力が皆さんに伝わっていくきっかけとなりそうで
本当に嬉しいです。
オペラシティのタケミツメモリアルで
武満徹さんの「小さな空」を一緒に演奏出来たことも幸せでした。
演奏した4曲は「小さな空」以外、今回初めて弾いた曲でしたが
おかげでイギリス歌曲の魅力に取り憑かれ
しばらくはまりそうです。
大地くん、おめでとう〜!!!!!
ハウエルズ ダヴィデ王
ヴォーン=ウィリアムズ 静かな午後
武満徹 小さな空
パーセル バラよりも甘く ブリテン編曲
先日トッパンホールで行われた、日本音楽コンクールの二次予選が
NHKFMで放送されるそうです。
朝早くの放送ですが、ご興味ある方はぜひ!
詳しくはこちら↓
NHKネットクラブ