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夜明けの音に 漂い 舞う

一年かけて密かに取り組んでいた
「スカボロー・フェア」を題材にしたプロジェクト。
最後にこの作品が誕生しました。


https://youtu.be/sEkWz3FRnGo

波多野睦美(声)
河野紘子(ピアノ・企画)
角田隆太(楽曲編曲)
櫻井 卓(録音)
DIANA CHIAKI(サウンドデザイン)

松井英理 (ダンス)

児玉 碧(演出・編集)
近藤ナオユキ(撮影)
福山賢一(映像プロデュース)
川口こうじ(コーディネート)

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阿蘇の丘陵。夜明けのワンカット。
ダンサーとカメラマンの対話。
なんて潔い、なんて美しい。
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以前からご縁のあったプロデューサーの福山さんに
ご紹介いただき今回ご一緒した演出の児玉碧さん。
素晴らしい感性で
イメージを思う存分膨らませていただき。
そして松井英理さんのしなやかなダンスと
近藤さんの美しいカメラワーク。
それぞれのスケジュールや、天気など
奇跡が重なっての撮影でした。

以前「アートにエールを!」で公開した前作は
映像に合わせて自然の音を足したり
波多野さんの声をサンプリングした
シンセサイザーで音をデザインしていました。

今回は、
“自分の演奏が自分の手を離れ、
違うフィルターを通した時
いったいどんな景色が生まれるんだろう”
という発想から始めた企画。

歌・朗読・ピアノは同じ素材を使い
まずチアキさんに自由に音をデザインしていただき
その音からイメージして生まれた映像が
このワンカットです。

想像を遥かに超えた素晴らしい映像が生まれて
自分が抱え込んでいたものが
浄化されていくのを感じました。

なぜこんなにスカボロー・フェアに取り憑かれているのか
自分でも不思議だったのですが
この2つの作品に出会いたかったからだ
と、いまやっと腑に落ちました。

もがき続けた先にこんな美しい夜明けが待ってたなんて
想像もしなかった。

スカボロー・プロジェクトに関わってくださった
全ての皆さんに感謝。
たくさんの方々に観ていただきたいです。